CDはどこへ消えた?(なかなか信じてもらえない不思議な話) 

  • 2011.07.04 (Mon)

これは先日のドライブ中に、コペンの車内で私が実際に体験したことである。

ただ、場所がちょうどトンネルの中で薄暗かったことと、チラシ氏は運転中でその大事な瞬間を見ていなかったため、私がどんなに説明しても到底信じてもらえないでいる。

もちろん私自身の行動と感覚には絶対的な自信のある紛れもない事実ではあるが、そのあまりの不思議さに、私でさえまるでキツネにつままれたような気がしてならないのである───


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時刻はおそらく15時頃だったと思う。

コペンで気持ち良くドライブ中の私たちは高森あたりを走っており、ちょうどトンネルに入ったところで、その時聞いていたCDの曲がすべて終わってしまった。

助手席にいた私は、さっそく別のCDを聞こうと今までのディスクを取り出してケースに仕舞い、トンネルの中の薄暗い中で次のCDを取り出すと、今まで何度もやってきたようにプレイヤーへ差し込んだ。

ディスクはいつもと同じように、半分ほど差し込んだところで軽い手応えとともに一旦止まり、あとは自動でプレイヤーの中へ吸い込まれていった

安心した私は、ケースを直して助手席にもたれかかると次の曲が始まるのを今か今かと待っていた。

ところが、いつまで経っても曲は始まらない。

あれ?と思った私は起き上がり、オーディオの表示画面を見てみたが、何故かCD画面にはなっていない。
おかしいなと思い、イジェクトボタンを押して一旦CDを取り出そうと試みたが、何故かディスクも出て来ないではないか。

電源を入れ直したり、ラジオとの切り替えボタンを何度か押したりして、思いつくことは一通りやってみたのだが、やはり入れたはずのCDは認識されない状態になってしまっていた。

いささか慌てている私の様子に、運転していたチラシ氏は不思議に思っていたが、私が今までのいきさつを説明しても、肝心のプレイヤーがCDをまったく認識していないので、本当にディスクが入っているのか疑わしく思っているようだった。

しかし、CDをプレイヤーに入れた時の、あの独特の手応えを感じたこと、そしてディスクが自動で入っていったのは間違いのない事実なのだ!

・・・とは言っても、オーディオ内にあるはずのCDは一向に認識されないうえに、これといったエラー表示も出ないので、遂に私は強行手段に出ることにした。

それは、もう一枚のCDをプレイヤーに入れてみることであった。

緊張しつつ、別のCDをそっとプレイヤーに差し込んでみると、ディスクはやはり今までと同じように自動で中へと吸い込まれていき、しばらくすると普通に曲が始まったではないか!

それを聞いたチラシ氏は「ホントにCDを入れたと?」と、完全に私が何か勘違いしているに違いないと思っているようだった。

このあまりの出来事には私も半ば自信がなくなり、ひょっとしたらプレイヤーではない、別の隙間にでも入れてしまったんじゃなかろうか・・・とさえ思えてきたのだが、オーディオ回りの隙間を覗いてもCDらしき物は見つからない。

再びCDを入れ直したりもしてみたのだが、イジェクトボタンで出て来たり曲が鳴るのは、やはり2枚目のCDの方で、最初に入れたCDはあたかもプレイヤーの中には存在しないようだった

もはや何をやっても無駄だと分かると、私たちはそのCDを諦め、翌日の一ヶ月点検の時のついでに、今回の事情を説明してディーラーさんの所でCDを探してもらうことにした。

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そして翌日、一ヶ月点検が終わり、コペンを受け取りに行った際にCDは見つかったかどうか尋ねてみた。

オーディオ自体も一旦取り外し、隙間なども見てくれることになっていたので少しは期待していたのだが、担当さんから返ってきたのは、残念ながらCDはありませんでした…という申し訳なさそうな返事であった。

そこまでしても見つからないなら仕方がないと、惜しいながらもCDはなんとか諦めもついたのだが、それにしてもあの時プレイヤーに差し込んだはずのディスクは一体何処へいってしまったのか・・・それは今もって謎なのである。

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